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2003-01.pdf | 742.63 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | W-algebras with non-admissible levels and the Deligne exceptional series (Research on finite groups and their representations, vertex operator algebras, and algebraic combinatorics) |
著者: | 川節, 和哉 |
著者名の別形: | Kawasetsu, Kazuya |
発行日: | Jul-2016 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2003 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 7 |
論文番号: | KJ00010275619 |
抄録: | 頂点作用素代数(VOA)の理論において, 指標のモジュラー不変性は重要な性質である. VOAのうち比較的小さなものとして, W代数がある. W代数は, アフィンVOAに量子化されたDrinfeld-Sokolov リダクションを適用して構成されるVOAである. W代数がモジュラー不変性を持つのは, レベルが許容数の場合に限られる, と予想され広く信じられてきた(cf.[KW3])本稿では, 拡大の理論を用いて, その予想の反例を与える. また, 拡大の理論を用いてモジュラー不変性を示すことが出来るようなW代数を分類し, その結果, Deligneの例外系列と呼ばれる系列が現れることを観察する. この結果より, これまで考えられていたよりもずっと多くの, 性質の良いW代数が存在する可能性が高まり, さまざまな応用が期待される. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/231475 |
出現コレクション: | 2003 有限群とその表現, 頂点作用素代数, 代数的組合せ論の研究 |
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