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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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2028-11.pdf | 968.74 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 円周上のランダム拡大写像の歴史的挙動 (ランダム力学系理論とその応用) |
その他のタイトル: | Historic behaviour for random expanding maps on the circle (The Theory of Random Dynamical Systems and Its Applications) |
著者: | 中野, 雄史 ![]() |
著者名の別形: | Nakano, Yushi |
発行日: | May-2017 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2028 |
開始ページ: | 81 |
終了ページ: | 90 |
抄録: | Takensは円周上の拡大写像について, 歴史的挙動を示すような初期値全体の集合が相空間上で残留的となることを示した. 本稿ではこの円周上の拡大写像の統計的性質が, 急冷型ランダム微小摂動によって保存されることを報告する. 証明はランダムなMarkov分割を構成することで得られるが, この分割の存在は(折畳み写像との位相共役に関する)ランダムな設定におけるShubの定理を示すことにより保証される. この副産物として, 円周上のランダム拡大写像の絶対連続でエルゴード的な不変確率測度に関する新しい公式を得る. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/231845 |
出現コレクション: | 2028 ランダム力学系理論とその応用 |

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