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dc.contributor.author斯波, 弘行ja
dc.contributor.alternativeShiba, Hiroyukien
dc.contributor.transcriptionシバ, ヒロユキja-Kana
dc.date.accessioned2018-12-04T07:19:15Z-
dc.date.available2018-12-04T07:19:15Z-
dc.date.issued2018-05-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/235535-
dc.description.abstractレフ・ヴァシーリエヴィチ・シュブニコフは「シュブニコフ−ド・ハース効果」(固体中の電子の運動が外部磁場によって量子化され、それが電気伝導に反映する現象)の発見でその名を知られているが、スターリン体制下で若くして研究者生命を断たれたために、また、シュブニコフの研究と生涯を伝える本がロシア語で書かれているために、その研究の全貌と生涯は知る人は少ない。本稿ではソ連邦崩壊の前と後にロシアで出版されたシュブニコフに関する2冊の重要な本の翻訳によって、彼の研究と生涯を再構成する。まず、シュブニコフ−ド・ハース効果の発見にはシュブニコフがレニングラードでの大学院時代に、良質の単結晶を育成する手法を身につけ、ライデンのド・ハースの下でそれを生かしたことが発見の鍵であったことを明らかにする。次に、ライデンから帰国し、シュブニコフがソ連の都市ハリコフを短期間で低温物理学の世界的拠点の一つにしたこと、そこで研究グループを作ってさまざまな研究テーマに取り組み、特に、第2種超伝導体の発見、反強磁性相転移の発見という超伝導と磁性での重要な発見をしたこと、シュブニコフの研究の背後にド・ハース、エーレンフェスト、ランダウ、カピッツァ、フォックなど多くの著名な物理学者との実り多い交流と温かい支援があったことを詳しく述べる。最後に、ソ連崩壊後に公表された公文書から、共産党政権によってウクライナ物理工学研究所のシュブニコフを含む研究者が1930年代のスターリンの圧制に巻き込まれ、研究と生命が断たれた悲劇的な過程の詳細を明らかにする。ja
dc.format.mimetypeapplication/pdf-
dc.language.isojpn-
dc.publisher物性研究・電子版 編集委員会ja
dc.subject.ndc428-
dc.title<寄稿論文>低温物理学者レフ・シュブニコフの研究と生涯ja
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.jtitle物性研究・電子版ja
dc.identifier.volume7-
dc.identifier.issue1-
dc.identifier.spage1-
dc.identifier.epage178-
dc.textversionpublisher-
dc.identifier.artnum071101-
dc.sortkey01-
dc.address東京工業大学理学部ja
dc.relation.urlhttp://mercury.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~bussei.kenkyu/wp/wp-content/uploads/1805-071101.pdf-
dc.identifier.selfDOI10.14989/235535-
dcterms.accessRightsopen access-
出現コレクション:7巻1号

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