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2055-09.pdf | 1.89 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | On determination of the structure of a periodic point set from its average theta series (Automorphic Forms and Related Topics) |
著者: | 富安(大石), 亮子 |
著者名の別形: | Oishi-Tomiyasu, Ryoko |
発行日: | Oct-2017 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2055 |
開始ページ: | 81 |
終了ページ: | 95 |
抄録: | 結晶学分野で需要のある, 3変数正定値2次形式のmathbb{Z}上の表現に関わる問題を2つ紹介する. 一つは2次形式のmathbb{Z}上の表現からその2次形式のmathbb{Z}上同値類が一意に決まるかという問題で, 3変数正定値の場合, Kaplanskyによる予想がある. そこでどのような2次形式において一意性が成立しないかに関する調査を行った. Kaplanskyの予想をおおむね示唆するもののregularでない事例も少し得られたのでこれについて紹介する. もう一つは, ユークリッド空間内の格子Lと, Lを周期に持つ離散的点分布Pに対して定まる平均テータ級数が与えられたとき, Pに含まれる任意の2点をつなぐ差ベクトルの集合の候補をどこまで絞ることができるかという問題を紹介する. この問題に関わる結果として, 平均テータ級数からPの差ベクトルを推定する方法を提案し, 具体的な計算結果も紹介する. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/237169 |
出現コレクション: | 2055 保型形式とその周辺 |
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