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Title: <論説>コモン=ロー体系の成立と国王令状
Other Titles: <Articles>Making of the Common Law and the Part Played by the Royal Writs
Authors: 松垣, 裕  KAKEN_name
Author's alias: Matsugaki, Yutaka
Issue Date: 1-Mar-1971
Publisher: 史学研究会 (京都大学文学部内)
Journal title: 史林 = THE SHIRIN or the JOURNAL OF HISTORY
Volume: 54
Issue: 2
Start page: 232
End page: 311
Abstract: 本稿は、レーン制と王権との相互関連についての周知の中世国家論争の立論を承けつつ、西ヨーロッパ封建制の中でその強大な王権の存在の故に特殊な位置を占めるイギリス封建国家の権力構造を、権力の最も直接的形態たる裁判権のあり方という側面から解明しようとするものである。その場合、筆者は、王権原理と封建原理とは本来相反するものとして把えうるとの前提に立ち、また歴史的には前者はアングロ゠サクソン後期に、後者はノルマン゠コンクェスト以降、それぞれ定着したとみる立場から出発する。かくて、両者の整合がいつ、いかなる形において可能となったか、という点が本稿における分析の課題となろう。私見によれば、両者が王権の至上性において一体化したことが、いわゆるコモン゠ロー体系の成立であり、その契機は、当初主として統治の行政手段であった国王令状の司法令状化と、その特恵令状から当然令状への漸次的転化の中にある、と考えられる。
Description: 個人情報保護のため削除部分あり
DOI: 10.14989/shirin_54_232
URI: http://hdl.handle.net/2433/238028
Appears in Collections:54巻2号

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