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Title: <研究ノート>いわゆる神勅文の成立と仏教
Other Titles: <Note>The Formation of So-called "Shinchokubun" (Divine Order by Sun-Goddess Amaterasu) and Buddhism
Authors: 田村, 圓澄  KAKEN_name
Author's alias: Tamura, Encho
Issue Date: 1-Mar-1971
Publisher: 史学研究会 (京都大学文学部内)
Journal title: 史林 = THE SHIRIN or the JOURNAL OF HISTORY
Volume: 54
Issue: 2
Start page: 312
End page: 325
Abstract: 天孫降臨説話のなかで、最も発展した形を示す『日本書紀』第一の一書にあらわれるアマテラス大神は、光り輝く装いをし、国土統一の「言葉」を発し、そして皇祖神であることに要約されるが、この神格の形成に、仏教の影響があったと思われる。天武・持統朝の国家仏教形成期に重用された『金光明経』の記述は、光り輝く表現で満たされており、その光明は、太陽にたとえられている。ほの暗い仏殿に安置された金銅仏がかもし出す金色のイメージも、「天照大神」像に通ずるところがある。君主の絶対性に宗教的根拠を与る教説も、この経典に用意されていた。アマテラスが五部神らを前にして、ニニギに国土統治の命令を下し、皇統の無窮を祝福する構想は、経典で仏が弟子らの成仏を証言する「懸記」の思想を思わせる。いわゆる神勅文をふくむ天孫降臨説話の構成者の一人として、天武・持統朝に活躍した中臣大嶋をあげたい。
Description: 個人情報保護のため削除部分あり
DOI: 10.14989/shirin_54_312
URI: http://hdl.handle.net/2433/238029
Appears in Collections:54巻2号

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