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Title: <論説>多鈕鏡の研究
Other Titles: <Articles>A Study on the Tachukyo 多鈕鏡
Authors: 宇野, 隆夫  KAKEN_name
Author's alias: Uno, Takao
Issue Date: 1-Jan-1977
Publisher: 史学研究会 (京都大学文学部内)
Journal title: 史林 = THE SHIRIN or the JOURNAL OF HISTORY
Volume: 60
Issue: 1
Start page: 86
End page: 117
Abstract: 多鈕鏡は遼寧地方・朝鮮・日本・沿海州などの東北アジア一帯から出土する特異な鏡であり、この鏡は幾何学的な文様をあらわし複数の鈕を持つという中原の鏡とは異なる特徴を備えている。また多鈕鏡は、やはり中原やオルドス地方の剣と異なる遼寧式銅剣や細形銅剣を伴う。これらのことから、多鈕鏡が東北アジアの初期金属器文化を解明するための一つの鍵であることがわかる。そのため多鈕鏡は現在までにさまざまの角度から研究がなされてきたのであるが、その成果が各地域の初期金属器文化の編年や、地域間の有機的な関係の解明に充分役立てられるまでには至っていない。そこで本稿では多鈕鏡を型式分類・編年する中で三つの画期を設定し、それが各地域の初期金属器文化の動向や東北アジアの政治変動と密接な関係があることを明らかにした。すなわち多鈕鏡の起源は遼寧地方にあり、第一の画期を朝鮮式金属器文化の成立、第二の画期を中原の鋳鏡技術の波及・分布の拡大、第三の画期を楽浪郡の設置による西北朝鮮における多鈕鏡の消滅として把握した。日本及び沿海州出土の多鈕鏡も、これらの東北アジアの動きの中に位置づけることができるのである。
Description: 個人情報保護のため削除部分あり
DOI: 10.14989/shirin_60_86
URI: http://hdl.handle.net/2433/238331
Appears in Collections:60巻1号

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