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タイトル: 仕事の会計学 : 藤月会論集第12号
その他のタイトル: Accounting for Job and Job Systems in Japan
著者: 京都大学経済学部藤井ゼミナール論文編集委員会  KAKEN_name
著者名の別形: H. Fujii Seminar, Faculty of economics Kyoto University, Japan
キーワード: 仕事
雇用問題
比較制度分析
アンケート
ライフスタイル
発行日: Mar-2003
出版者: 京都大学経済学部藤井ゼミナール論文編集委員会
引用: 京都大学経済学部藤井ゼミナール論文編集委員会. 仕事の会計学 : 藤月会論集第12号. 2003, 109p.
誌名: 藤月会論集
巻: 12
抄録: 1.はじめに今回、我々は、「仕事の会計学」というテーマを持って調査し、論文を作成した。これは次のような問題意識のもとで行なった。現在、日本の経済は、調整局面から改革局面へと局面が移行し、次の時代のヴィジョンを構築するため様々な試行錯誤が行なわれている。そのため、新しいシステムや概念が構築される一方で、古いシステムや概念が、取捨選択の結果放棄されている。これは企業においては、労働力の外部化、年功賃金・終身雇用の崩壊、年齢を考慮しない成果型の賃金システムの導入などと一部で報道されている。しかし、我々は、このような企業の実態を未だ知らず、通念としてのみ知るだけである。だが、このような経済環境や企業環境の構造的な変化、つまり「仕事」の変化は、我々の将来に強く影響するものであり、我々にとっても決して無関係ではない。そこで、今回私達はこのような「仕事」の変化の実態と実際に働いている人々がそれをどのように捉えているかという事を調べ、私達の近未来を知るために、ゼミ卒業生の協力を得て、アンケートによる実地調査を行なった。なぜならば、ゼミ卒業生の直面している現在は、我々にとって、「既におこっている未来」であるということが出来るからである。本論文においては、「仕事」の変化を二つの視点で捉えた。企業構造の変化と、実際に変化の流れの中にある人々の受け止め方、それに伴うライフスタイルの変化という二つの視点を持って分析を行なった。この分析においては、我々の主観をできるだけ排した現在の「仕事」の実態を探り出し、我々の通念とどのように一致し、どのように乖離しているかという事を見るため上述のアンケート調査に対して統計技術を適用することとし企業構造の変化を調べるに当たっては、比較制度分析に基づき、統計技術の適用によって得られた清報を解釈した、また、変化を捉える人々の感情、それに伴うライフスタイルの変化は、社会学、心理学の見地からこれらの情報を解釈して行った。以下この二つの観点から、アンケートによって得られた結果について、それぞれ分析して行く。
URI: http://hdl.handle.net/2433/24377
出現コレクション:藤月会論集

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