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タイトル: 近畿の歷史的都市とその變貌 : 人口を中心としてみた場合
その他のタイトル: A Historico-geographical Study of Cities in Kinki (近畿) District, Japan
著者: 藤岡, 謙二郞  KAKEN_name
著者名の別形: Fujioka, K.
発行日: 5-Apr-1950
出版者: 史學硏究會 (京都大學文學部内)
誌名: 史林
巻: 33
号: 2
開始ページ: 201
終了ページ: 216
抄録: 都市を分類する場合歷史のふるい日本ではしばしば舊城下町、宿場町といつた分類が基準の一つに用いられいてる。日本の縮圖ともいうべき近畿地方の都市について吟味すればその殆んどが多少ともこの歷史的起源をもつものなのである。けれども發生必ずしもそのまゝ現在的機能を示すものではない。たとえば中世以降港灣都市、一個の獨立した自由都市として榮えた堺市は、今は阪神工業都市の一環、大阪の衛星都市といつた特殊な機能をもつていて、往年のそれとは必らずしも合致しない。 私はいまかゝる觀點から明治以降における人口一万人以上を有する都市について、主として人口の動態といつた面を中心として、どんな系譜を備えた都市がどのような膨脹發展の仕方をなしていつたかを考えてみた。まず最初人口の向都集中と郊村人口の増加といつた問題から、近畿の場合もまた、すべての都市が新しい空氣を呼吸している姿を前提として取り上げ、ついで各種都市を系譜的に三分類し、この間歷史的都市は具體的にいかなる位置を保つてきたか、その變貌を附近町村の合併に關聯さし、現在的性格を明らかにしようとした。
DOI: 10.14989/shirin_33_201
URI: http://hdl.handle.net/2433/248920
出現コレクション:33巻2号

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