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タイトル: 清代山東省の官制陸上交通路
その他のタイトル: The Official Overland Communication Routes in Ch'ing Dynasty.
著者: 河野, 通博  KAKEN_name
著者名の別形: Kono, M.
発行日: 1-Jul-1950
出版者: 史學硏究會 (京都大學文學部内)
誌名: 史林
巻: 33
号: 3
開始ページ: 317
終了ページ: 336
抄録: 官制陸上交通路は馬驛路と鋪路に大別される。馬驛路は更に官路、大路、省内主要連絡路、地方交通路に分たれるが、夫々の階級に對應して馬驛の規模も異つている。官路、大路は會典事例に記されているので容易に復原出來るが、地方交通路は鋪路の復原をまつてはじめてその状況を理解し得る。また省内主要連絡路はこれも全然記載されていないが、官路、大路沿線以外の規模の大きい馬驛をつなぎ合せることによつて、一應その路線を復原することが可能となる。又鋪路は省外に對してはもちろん省内でも各府治毎に排他的對鎖的傾向が認められ、全國的親模をもつて國都中心に體系づけられる官路と著しいコントラストを示している。以上の状態を嘉慶年間の山東省と云う特定の地域に於て把握すると共に、更に元代以來の主要馬驛路の變化を追求し、古い廢驛路が後の時代の舗路の中にいかにとり入れられているかを述べたものである。
DOI: 10.14989/shirin_33_317
URI: http://hdl.handle.net/2433/248934
出現コレクション:33巻3号

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