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タイトル: ジョン・デイッキンソンのえらんだ道 : アメリカ獨立革命における一穩健派について
その他のタイトル: The Attitude of John Dickinson in the Time of the American Revolution
著者: 今津, 晃  KAKEN_name
著者名の別形: Imazu, A.
発行日: 1-Dec-1950
出版者: 史學硏究會 (京都大學文學部内)
誌名: 史林
巻: 33
号: 6
開始ページ: 613
終了ページ: 633
抄録: 「忘れられた愛國者」という名の下に近時アメリカ獨立革命の研究者たちによつて再發見されつつある保守的ホイッグの代表ジョン・ディッキンソンが、獨立宣言という事態に處していかなる生き方をえらんだかを見ようとする。穩健派である彼は獨立と調停、デモクラシイと紳士政治、をめぐる對立の眞只中にあつて、本國との和解による自由の獲得を主張した。彼はアメリカの權利を守る點では決して急進派に劣らなかつたが、その方法において相容れず、究極は敗北した。だが彼は敗北を通じて愛國者としての新しい道を決意し、一兵士として獨立戰爭に參加した。このような轉換に對する彼の良心の葛藤をうかがうとともに、新しい決意においてもなお克服しえなかつた保守的側面、つまり紳士政治への信念によつて、ついに彼がアメリカ民主主義の發展からとり殘されてゆく次第を見ようとするものである。
DOI: 10.14989/shirin_33_613
URI: http://hdl.handle.net/2433/248968
出現コレクション:33巻6号

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