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タイトル: ヨーロッパ集落の生態 : 集落及び農地の社會的機能について
その他のタイトル: Settlement Ecology in Europe
著者: 水津, 一朗  KAKEN_name
著者名の別形: Suizu, I.
発行日: 1-Dec-1950
出版者: 史學硏究會 (京都大學文學部内)
誌名: 史林
巻: 33
号: 6
開始ページ: 634
終了ページ: 657
抄録: 本論は地理學的實驗の一つである。實驗場所はアルプス以北のヨーロッパ。實驗材料は史前から現在迄のヨーロッパの集落と農地の形態。實驗目的は地域體を構成する重要なユニットたる集落や農地の景觀が、歷史や社會に對して如何なる機能を演ずるかを吟味すること。實驗操作上、集落を散村型と集村型に二大別して、一應、中間型をオミットして、集落景觀のテイピカルな地域のみを選擇する。 實驗結果として、 (一) 先史時代北歐の森林共同體 (バイオーム) に於ける散村の卓越と作野共同體の弱小 (二) 先史時代中歐のステッペン・ハイデ・クリマックスと集村の卓越に複合したマルク共同體の前景像 (三) 共同體的強制を伴う三圃乃至二圃農法を實施した中世莊園經濟にアダプトした集村的有核集落 (四) かゝる莊園構造の地城的變化と對應した散村地域 (五) 個別經營的な散村先進地區に開始された農地の圍い込みを契機とする近代農村工業 (六) 農村近代化のブレーキの機能を演じた交錯圃の有核集落、等の生態が判明した。
DOI: 10.14989/shirin_33_634
URI: http://hdl.handle.net/2433/248969
出現コレクション:33巻6号

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