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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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shirin_036_4_333.pdf | 1.23 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <論説>上代紀年に関する新研究 |
その他のタイトル: | <Articles>A Chronological Study of the Japanese Antiquity |
著者: | 笠井, 倭人 ![]() |
著者名の別形: | Kasai, W. |
発行日: | 25-Oct-1953 |
出版者: | 史学研究会 (京都大学文学部内) |
誌名: | 史林 |
巻: | 36 |
号: | 4 |
開始ページ: | 333 |
終了ページ: | 356 |
抄録: | 日本書紀の歴代天皇紀中、その上代の部分には、全く記事を有しない空白の年次が非常に多い。いまこれらの空白年次を除外して計算すると、その結果は治世年数に関し記註崩年干支と極めて緊密な関係があることが発見される。しかもこの方法を基礎にして考究して行くと、最も真に近い歴代天皇の年紀が得られるのみならず、御肇国天皇と称された崇神天皇の即位元年を、西歴三〇一年の辛酉の年に当てた史料の存在が明かとなる。本研究の着眼点は以上のように簡単であるが、しかしこれが算出の過程には種々の困難な問題がよこたわっていて、極めて複雑な操作を要するのである。本稿はその複雑な操作を敢えてして、上代紀年の復元再構成を試みたものである。 |
DOI: | 10.14989/shirin_36_333 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/249092 |
出現コレクション: | 36巻4号 |

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