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タイトル: <論説>その後の課役の解釈問題
その他のタイトル: <Articles>A Further Comment upon the Interpretation of K'oi (課役)
著者: 曾我部, 静雄  KAKEN_name
著者名の別形: Sogabe, Shizuo
発行日: 1-Jul-1955
出版者: 史学研究会 (京都大学文学部内)
誌名: 史林
巻: 38
号: 4
開始ページ: 288
終了ページ: 303
抄録: 私は昭和十八九年以来、中国及び日本の均田法時代に使用された課役と称する法律語は、雑徭と歳役、即ち課は雑徭であり役は歳役であるとの説を唱えて居るのであるが、然るに今以て課役は租調庸とする旧説が根づよく内外の学界に存在して居る状態である。この状態は何に由来するかを、ハーバード大学の楊聯陞教授の質問に対する答えを兼ねて、ここに明かにしようと思うのである。
The word k'o i (課役), which was used as a judicial term in Japan when while chün tien (均田法) was being executed, means sui i (歳役) and tsa yao (雑徭); it does not mean the combination of tsu (租), tiao (調), and yung (庸), substitute for sui i (歳役), as depicted in Chinese history. This has been my interpretation of k'o i (課役) since 1943. Still at present, however, there are scholars who doubt it by saying that k'o i (課役) includes tsu, yung and tiao (租, 庸, 調) according to Tang lü su i (唐律疏議). But if we read Tang lü su i closely, we surely find that such an interpretation of k'o i (課役) comes to be contradictory even in the same book.
DOI: 10.14989/shirin_38_288
URI: http://hdl.handle.net/2433/249193
出現コレクション:38巻4号

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