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タイトル: <論説>北魏末の内乱と城民 (上)
その他のタイトル: <Articles>Rebellion and Ch'eng Min (城民) at the End of the Pei Wei (北魏) Dynasty
著者: 谷川, 道雄  KAKEN_name
著者名の別形: Tanigawa, Michio
発行日: 1-May-1958
出版者: 史学研究会 (京都大学文学部内)
誌名: 史林
巻: 41
号: 3
開始ページ: 177
終了ページ: 197
抄録: 隋唐時代の性格を、その形成過程から考察しようとするとき、こうした統一政権をうみだした政治史的な契機を、どこにもとめるかが、ひとつの問題となる。本稿は、このような関心から出発して、北魏の崩壊という事件をとりあげた。 北魏王朝は、内乱を通じて瓦解するが、内乱をうみだし、拡大した単位的な力をもとめていくと、そこに、城民とよばれる、特殊な民衆の存在が発見される。 本稿の前半 (本号) では、この城民ということばのふくむ特殊な内容を、北魏全域にわたつて検討し、後半では、いわば城民制が北魏末期に逢着した矛盾を考察し、あわせて、内乱を経過した諸政権の性格の問題にふれる。
In the contemplation of the character of the Sui-T'ang (隋唐) dynasties from their formation occursa question where the moment in the political history, which brought forth these united administrations, could be found. This article, starting from such interest, treats the affair of dissolution of the Pei Wei (北魏) dynasty. The special people called Ch'êng Min (城民) are found as a unit power raised and magnified the rebellion which ruined the Pei Wei (北魏) dynasty. The first half of this article (present issue) makes clear the special contents of the word Ch'êng Min (城民) all over the Pei Wei (北魏) area; the second half the contradiction of the Ch'êng Min (城民) system, so to speak, at the end of the Pei Wei (北魏) era and the problems of the character of the Sui dynasty which passed through the rebellion.
DOI: 10.14989/shirin_41_177
URI: http://hdl.handle.net/2433/249347
出現コレクション:41巻3号

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