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2097-04.pdf | 1.76 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 2層準地衡流系に関するDanilov不等式の数値実験的検証 (非一様乱流の数理) |
著者: | 岩山, 隆寛 岡崎, 正悟 渡邊, 威 |
著者名の別形: | Iwayama, Takahiro Okazaki, Shogo Watanabe, Takeshi |
発行日: | Dec-2018 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2097 |
開始ページ: | 18 |
終了ページ: | 29 |
抄録: | 2次元Navier-Stokes(NS)系における強制散逸乱流の統計的定常状態では, エネルギーフラックスPi_{E}(k)とエンストロフィープラックスPi_{Z}(k)の差, k^{2}Pi_{E}(k)-Pi_{Z}(k), ここでkは波数である, は強制波数帯域を除いて負符号であることが数学的に証明されている. この不等式はDanilov不等式としばしば参照され, 2次元NS乱流の慣性領域においてエネルギーフラックスとエンストロフィーの向きを決定するための重要な関係式である. 2次元NS系の渦度方程式の一般化である2層準地衡流渦位方程式に関して, Danilov不等式が成立するか否かを, この方程式の数値実験により調べる. この系においてフラックス差は数学的に符号不確定であるが, 数値実験によると全波数領域でDanilov不等式が満たされることが示される. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/251750 |
出現コレクション: | 2097 非一様乱流の数理 |
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