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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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2111-04.pdf | 10.31 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | Information-based approachによるディーラーモデル (ファイナンスの数理解析とその応用) |
著者: | 近藤, 快地 高田, 英行 福田, 健太 |
著者名の別形: | Kondou, Kaichi Takada, Hideyuki Fukuda, Kenta |
発行日: | Apr-2019 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2111 |
開始ページ: | 45 |
終了ページ: | 64 |
抄録: | Dorje Brody, Lane Hughston, Andrea Macrina達によるInformation-based approachをディーラーモデルに応用したときの市場取引価格の確率的挙動について報告する。Brody, Hughston and Macrina [BHM07]は信用リスクの新しいモデルとして、「構造型アプローチ」の直感的で馴染みやすい長所と「誘導型アプローチ」のプライシング理論との親和性の高さの両面を志向したInformation-based approachを提案した。このモデルは資産価格評価を主目的としたものであったが、情報の非対称性に着目したディーラーモデルやインサイダー情報のモデル化など、応用範囲の広いものとなっている。本研究では、Information-based approachに基づくディーラーモデルをより一般的な枠組みで論じているNadi Serhan Aydln [Ay17]の手法を踏襲し、取引価格の挙動について数値的に詳細に調査した。特に、二人のディーラーが受け取る市場情報に相関がある場合、両者が提示するクォート価格がどのような挙動を示すか、取引成立確率、および取引価格の標本ボラティリティについて考察した結果を報告する。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/251976 |
出現コレクション: | 2111 ファイナンスの数理解析とその応用 |
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