ダウンロード数: 113

このアイテムのファイル:
ファイル 記述 サイズフォーマット 
2131-19.pdf509.8 kBAdobe PDF見る/開く
タイトル: リーマンゼータ関数の臨界領域内等差数列における値の分布 (解析的整数論とその周辺)
その他のタイトル: Values of the Riemann zeta function on vertical arithmetic progressions in the critical strip (Analytic Number Theory and Related Topics)
著者: Ade Irma Suriajaya (Chacha)
キーワード: 11M06
リーマンゼータ関数
等差数列
値分布
普遍性
発行日: Oct-2019
出版者: 京都大学数理解析研究所
誌名: 数理解析研究所講究録
巻: 2131
開始ページ: 150
終了ページ: 158
抄録: リーマンゼータ関数ζ(s)の非自明な零点は全て臨界領域0 < Re(s) < 1にあるが、実際は全て臨界線Re(s) = 1/2上にあると予想されている(リーマン予想と通称)。ζ(s)は臨界領域の右半分1/2 < Re(s) < 1において普遍性を持ち、その値分布は複素平面内で稠密である。普遍性は臨界線の反対側では成立しないが、値分布の稠密さはそうであると限らない。リーマン予想が成り立てば、ζ(s)が0 < Re(s) < 1/2において稠密でないことは示された。この問題を少し具体化し、ζ(s)の縦の等差数列上の値がC上任意の集合に含まれるかどうかに弱めれば、無条件に成り立つ答えが得れる。等差数列は最もシンプルな規則正しい数列であることから、ζ(s)は臨界領域内における激しい振る舞いを改めて解釈したい。また、ζ(s)の縦の等差数列における単射性も調べたい。
URI: http://hdl.handle.net/2433/254776
出現コレクション:2131 解析的整数論とその周辺

アイテムの詳細レコードを表示する

Export to RefWorks


出力フォーマット 


このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。