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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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2166-06.pdf | 2.23 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 上皮細胞シートにおけるフラクタル構造形成のメカニズム (第16回 生物数学の理論とその応用 -生命現象の定量的理解に向けて-) |
その他のタイトル: | Mechanism of fractal formation in the contour of epithelial monolayer (Theory of Biomathematics and Its Applications XVI -Toward quantitative understanding for life Sciences-) |
著者: | 小熊, 俊輝 ![]() 今村, 寿子 ![]() 三浦, 岳 ![]() |
著者名の別形: | Oguma, Toshiki Takigawa-lmamura, Hisako Miura, Takashi |
発行日: | Jul-2020 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2166 |
開始ページ: | 27 |
終了ページ: | 31 |
抄録: | MDCK細胞を2次元培養すると, 細胞接着を介しシート構造を形成する. このシート構造の界面の時間変化を観察すると, どの時間においても自己アフィンフラクタル構造を形成し, かつ界面全体の荒さも時間に対してスケールする, 「動的スケーリング則」が成立していた. この性質がどのような仕組みで形 成されているのかを確かめるため界面付近の細胞運動を観察したところ, 界面上にはLeader細胞と呼ばれる運動性の高い細胞が出現しており, その運動に伴い界面構造が変化していることが観察された. そこで界面上の細胞運動を数理モデルで表し, 実際に観察された界面構造を再現した. この数理モデルに対する解析的な考察から, 動的スケーリング則を特徴づける量であるハースト指数(α), および成長指数(β) のパラメータ依存性を明らかにした. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/261490 |
出現コレクション: | 2166 第16回 生物数学の理論とその応用 -生命現象の定量的理解に向けて- |

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