このアイテムのアクセス数: 1370
このアイテムのファイル:
| ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
|---|---|---|---|---|
| IPSJ-DP1003003.pdf | 1.46 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
| タイトル: | 暗号資産への脅威と対策 --ビットコインの社会への展開による変質-- |
| その他のタイトル: | Threats to crypto-assets and countermeasures - Changes of Bitcoin in the process of spread into society - |
| 著者: | 岩下, 直行  |
| 発行日: | 15-Jul-2019 |
| 出版者: | 情報処理学会 |
| 誌名: | 情報処理学会デジタルプラクティス |
| 巻: | 10 |
| 号: | 3 |
| 開始ページ: | 441 |
| 終了ページ: | 456 |
| 抄録: | 本稿では, ビットコインを始めとする暗号資産(仮想通貨)が社会へ展開していく中で, その情報セキュリティへの脅威と対策を概観することで, 情報セキュリティ技術の観点から, 今後, ブロックチェーン技術が社会から受容されるための条件について考える. サトシ・ナカモトによるビットコインの提案と実装を契機として, 暗号資産は一世を風靡したが, 現在は相場も下落し, 安全性に対する信頼も損なわれた状態にある. 個人のプライバシを守るための匿名の決済手段として提案されながら, 当初の構想を逸脱してしまったのは, 一般の投資家が秘密鍵を管理できないという現実に対応するためであった. その結果, 交換業者がサイバー攻撃の犠牲となり, 安全性が損なわれる事態を来した. 今後, ブロックチェーン技術が社会に受け入れられていくためには, 暗号資産が辿った歴史を踏まえて, 利用者サイドにおける秘密鍵管理を含めた情報セキュリティ対策の底辺をしっかり固めていく必要があると考えられる. |
| 著作権等: | ここに掲載した著作物の利用に関する注意 本著作物の著作権は情報処理学会に帰属します。本著作物は著作権者である情報処理学会の許可のもとに掲載するものです。ご利用に当たっては「著作権法」ならびに「情報処理学会倫理綱領」に従うことをお願いいたします。 © 2019 Information Processing Society of Japan |
| URI: | http://hdl.handle.net/2433/265322 |
| 関連リンク: | http://id.nii.ac.jp/1001/00197904/ |
| 出現コレクション: | 学術雑誌掲載論文等 |
このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。