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2021年度「オープンデータとしての学術論文」   4
(http://hdl.handle.net/2433/267921)

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 京都大学図書館機構は、京都大学重点戦略アクションプラン「オープンアクセス推進事業」の活動の一環として国際シンポジウム「オープンデータとしての学術論文」を開催します。

 オープンデータは「制度面ならびに技術面における再利用性が確保された情報公開の枠組み」と認識されており、学術論文の制度面における再利用性の確保については、オープンアクセス運動で広く取り組まれてきています。一方、学術論文の技術面における再利用性の確保、すなわち機械可読性の実装については、タイトル、著者といった一部のメタデータでは実現されていますが、学術論文のその他の要素では十分に実現されていません。

 本講演会では、「オープンデータとしての学術論文」に向けて、学術論文の参考文献リスト、本文という要素に注目した機械可読性の実現についての取り組みを紹介します。学術論文の参考文献リストのオープンデータ化、すなわちオープン・サイテーションについては、2019年度図書館機構講演会で扱っていることから、本講演会ではオープン・サイテーションの近年の動向を、人文社会学系分野の文献での実践例とともに扱います。また、本文の機械可読性の実現の取り組みとして、ドイツ国立科学技術図書館が中心となって欧州で進められているOpen Research Knowledge Graphを扱います。これらの講演によって、未来の学術情報流通像、そのために大学図書館ができることを考える機会としたいと思います。

[2022/05/19]
講演会当日の映像を京都大学オープンコースウェア(OCW)で公開しました。


開催日時 : 2022年2月15日(火) 13:00-17:00
場所 : Zoomミーティング(オンライン)開催
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/kenshu/?p=4586
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書誌情報ファイル
趣旨説明 <2021年度京都大学図書館機構講演会「オープンデータとしての学術論文」>
  西岡, 千文; 北村, 由美 (2022-02-15)
  : 1-13
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[第一部 : オープン・サイテーション] OpenCitations: crossing one billion citations and beyond <Kyoto University Symposium “Scholarly Publications as Open Data and University Libraries”>
  Peroni, Silvio (2022-02-15)
  
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[第一部 : オープン・サイテーション] 京都大学図書館機構における紀要論文のオープン・サイテーションに向けた取り組み <2021年度京都大学図書館機構講演会「オープンデータとしての学術論文」>
  西岡, 千文 (2022-02-15)
  : 1-16
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[第二部 : Open Research Knowledge Graph(ORKG)] What can University Libraries do for Open Research Knowledge Graph? <Kyoto University Symposium “Scholarly Publications as Open Data and University Libraries”>
  Auer, Sören (2022-02-15)
  : [1]-[12]
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