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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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nobunken_30_201.pdf | 2.86 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <論文>ザンビア南部における小規模農家による栄養摂取の検討 --食品摂取多様性スコアを用いて-- (II アフリカ食文化の現代的展開と課題) |
その他のタイトル: | A Study on Seasonal Changes of the Dietary Intake of Small-Scale Farmers in Southern Zambia: An Analysis Using Dietary Diversity Score |
著者: | 石本, 雄大 ![]() 宮嵜, 英寿 ![]() 梅津, 千恵子 ![]() ![]() |
著者名の別形: | ISHIMOTO, Yudai MIYAZAKI, Hidetoshi UMETSU, Chieko |
キーワード: | 栄養摂取 ザンビア 食品摂取多様性スコア 野菜栽培 野生生物利用 |
発行日: | 25-Jan-2022 |
出版者: | 農耕文化研究振興会 |
誌名: | 農耕の技術と文化 |
巻: | 30 |
開始ページ: | 201 |
終了ページ: | 220 |
抄録: | ザンビアでは降雨変動が大きく、農業を基盤とする人々の生業は自然環境に強く依存する。したがって、食料生産が不安定であるため、ザンビアの農民にとって栄養不良は深刻な問題である。本論文では、ザンビア南部の農村において食品摂取の全体像を把握し、栄養摂取の実態を理解するため、通年の食事データを食材数と食品摂取多様性スコア (Dietary DiversityScore: DDS) により分析する。DDS では世帯ごとの食事質問票調査に基づき、ある食品群に該当する食品が1日あたり1度摂取された際にスコアは1とカウントされる。食事の内容には季節変動があったが、穀類は毎日の食事で主食として食された。また、穀類以外では緑色葉野菜類やその他の野菜類といった植物性食品が動物性食品より高い頻度で利用された。そして動物性食品では、調査地の立地により、魚介類が肉類・卵類・乳類よりも高い頻度で摂取された。加えて、野菜栽培が浸透し、その利用は盛んであるが、食事において野生植物が重要な役割を果たす。また、保存や栽培、食材活用を工夫し、組み合わせることで栄養摂取の改善が期待できる。 |
記述: | 〈特集〉アフリカ食文化研究の新展開 |
著作権等: | 許諾条件により本文は2023-01-25に公開 |
DOI: | 10.14989/nobunken_30_201 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/269249 |
関連リンク: | https://www.nobunken.org/30-2021-1 |
出現コレクション: | 第30号 |

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