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nobunken_28_001.pdf | 1.84 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <論文>ウガンダの土地政策の変遷と農村社会における土地権利の重層性 --ガンダ社会における借地権チバンジャに着目して-- |
その他のタイトル: | Land Policy Reforms and Complexity of Land Rights in Rural Society in Uganda: Focusing on Kibanja as Tenant Right in Ganda Society |
著者: | 中澤, 芽衣 |
著者名の別形: | NAKAZAWA, Mei |
キーワード: | ウガンダ 土地政策 土地の狭小化 世帯間格差 チバンジャ kibanja |
発行日: | 30-Sep-2019 |
出版者: | 農耕文化研究振興会 |
誌名: | 農耕の技術と文化 |
巻: | 28 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 17 |
抄録: | ウガンダでは1998年に新土地法が制定され、個人の土地所有権が強化された。個人の土地所有権の強化は外部者による土地の私有化を進行させ、農村居住者が利用できる土地を制約する危険性が懸念されている。本稿では、ウガンダの土地政策の変遷を記述し、現代ウガンダ農村に暮らす人びとが直面する土地問題を明らかにする。ガンダ社会には、チバンジャ(kibanja)と呼ばれる土地区画そのものと借地権を示す言葉が存在する。農家は少額を地主に支払うことで、チバンジャを取得し、農業を営んでいる。個人の土地所有権の強化は、富裕層による農村の大規模な土地の私有化を引き起こしている。土地の経済的価値は高騰し、チバンジャの取引価格が上昇している。農村では、チバンジャを取得できない世帯が出現している。彼らは高額な転借地代を支払い、農業を営んでいる。土地の経済的価値が高騰するウガンダ農村では、土地をもつことができない世帯の増加と世帯間格差の拡大が懸念される。 |
記述: | 本稿の骨子は、日本アフリカ学会第54回学術大会(2017年、於 : 信州大学)において発表しました。 |
DOI: | 10.14989/nobunken_28_001 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/278669 |
関連リンク: | https://www.nobunken.org/28-2019-1 https://african-studies.com/archive/convention/2017_shinshu-u/index.html |
出現コレクション: | 第28号 |
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