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dc.contributor.author石川, 博樹ja
dc.contributor.alternativeISHIKAWA, Hirokien
dc.date.accessioned2023-01-18T07:04:47Z-
dc.date.available2023-01-18T07:04:47Z-
dc.date.issued2022-01-25-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/278675-
dc.description〈特集〉アフリカ食文化研究の新展開ja
dc.description.abstractアフリカ北東部に位置するエチオピアを代表する食品とされるのが、酸味のあるパンケーキ状のインジェラである。インジェラの原料として一般的であるのがイネ科の作物テフ(Eragrostis tef)である。テフのインジェラはもともとエチオピア北部の住人の食品であったが、現在エチオピアの他の民族集団にも広まっている。1世紀までにエチオピア北部に成立したアクスム王国に関する研究では、同王国においてテフが栽培されていたこと、インジェラづくりに用いられる調理器具と形状の似た陶器が6世紀頃に出現することが指摘されている。しかしアクスム王国においてテフが主食であったとする研究者はいない。その後テフのインジェラがエチオピア北部において主要な食品になった時期や経緯について、これまで十分に検討されてこなかった。本稿では、各種文字記録の分析に基づき、1520年代から約250年の間にテフを食べる習慣がエチオピア北部において広まるとともに、テフ粉の円形平焼きパンが主食になること、このような変化の中で現在のインジェラの原型となる食品が成立した可能性が高いこと、16世紀から18世紀にかけてテフの食文化上の重要性が高まった一因として、戦乱や気候変動などのために生じた飢饉の影響が考えられることを明らかにした。ja
dc.language.isojpn-
dc.publisher農耕文化研究振興会ja
dc.rights許諾条件により本文は2023-01-25に公開ja
dc.subjectエチオピアja
dc.subjectテフja
dc.subjectインジェラja
dc.subject食文化ja
dc.subject歴史ja
dc.subject.ndc610.1-
dc.title<論文>16-18世紀のエチオピア北部におけるテフの消費拡大とインジェラの成立 (I アフリカ食文化の歴史と多様性)ja
dc.title.alternativeThe Increase of Teff Consumption and the Birth of Injera in Northern Ethiopia during the 16th and 18th Centuriesen
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.ncidAN10427574-
dc.identifier.jtitle農耕の技術と文化ja
dc.identifier.volume30-
dc.identifier.spage1-
dc.identifier.epage35-
dc.textversionpublisher-
dc.sortkey02-
dc.address東京外国語大学ja
dc.address.alternativeTokyo University of Foreign Studiesen
dc.relation.urlhttps://www.nobunken.org/30-2021-1-
dc.identifier.selfDOI10.14989/nobunken_30_001-
dcterms.accessRightsopen access-
datacite.date.available2023-01-25-
datacite.awardNumber18H03441-
datacite.awardNumber.urihttps://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18H03441/-
dc.identifier.pissn0919-9993-
dc.identifier.jtitle-alternativeFarming Technology and Cultureen
jpcoar.funderName日本学術振興会ja
jpcoar.awardTitleアフリカ食文化研究の新展開 : 食料主権論のためにja
出現コレクション:第30号

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