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nobunken_30_133.pdf | 12.96 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <論文>ウガンダの難民居住地における南スーダン人の食習慣 --食材と嗜好の変化-- (II アフリカ食文化の現代的展開と課題) |
その他のタイトル: | Foodways of South Sudanese in Ugandan Refugee Settlements: Changing Foods and Tastes |
著者: | 村橋, 勲 |
著者名の別形: | MURAHASHI, Isao |
キーワード: | 食習慣 食材 嗜好 ウガンダ 南スーダン難民 |
発行日: | 25-Jan-2022 |
出版者: | 農耕文化研究振興会 |
誌名: | 農耕の技術と文化 |
巻: | 30 |
開始ページ: | 133 |
終了ページ: | 158 |
抄録: | 南スーダンでは、伝統的に農耕、牧畜、狩猟、漁労、採集を組み合わせた複合的な生業経済に基づく食生活がみられた。しかし、長引く内戦により周辺国に難民として離散した人々は、しばしば避難先の生態環境や経済状況に合わせて食生活の見直しを迫られる。本稿は、ウガンダのキリヤンドンゴ難民居住地における参与観察から、南スーダン難民の食材の確保、食習慣および食の嗜好について、その変化と持続性を考察する。食におけるもっとも大きな変化は、主食穀物がモロコシからトウモロコシに転換したことである。これは、モロコシよりもトウモロコシの方が、生育が早くすぐに食べられること、そして市場性が高いことなどによる。副食については、食べ飽きない工夫として、または、家計節約のため、南スーダンで食べ慣れてきた野菜や野草が利用され続けている。また、食習慣については、男女によって異なる食事行動が維持される傾向にあるが、難民居住地に多い女性中心の世帯では、必ずしも慣例的な食習慣に従っていないこともある。 |
記述: | 〈特集〉アフリカ食文化研究の新展開 |
著作権等: | 許諾条件により本文は2023-01-25に公開 |
DOI: | 10.14989/nobunken_30_133 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/278680 |
関連リンク: | https://www.nobunken.org/30-2021-1 |
出現コレクション: | 第30号 |
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