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dc.contributor.author町出, 智也ja
dc.contributor.alternativeMachide, Tomoyaen
dc.date.accessioned2023-05-31T05:59:36Z-
dc.date.available2023-05-31T05:59:36Z-
dc.date.issued2023-01-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/282978-
dc.description.abstract多重ゼータ値には膨大なℤ上の線形閲係式が存在する。そしてどのような組み合わせで連立線形方程式を考えても対応する行列のランクは2[k-2]-d[k]以上になることが知られている。ここでKは‘重さ’と呼ばれる自然数であり、d[k]はフィボナッチ数的な性質「d[k] = d[k-2] + d[k-3]」を満たす。また行列を‘深さ’でブロック化した時、各ブロック行列のランクはカスプ形式の空間の次元と関連するという予想がある。本予稿ではあるクラスの関係式に対応する行列を、成分をmod2して(つまりF₂上で)考察する。具体的には重さが22以下の条件のもと、計算機のガウスの消去法によるランクの計算結果を報告する。大域的なランクは2[k-2]-d[k]となりℤの場合と一致する。一方、ブロック行列のランクはカスプ形式ではなくパスカルの三角形と関連することが観察される。また関係式を一部に制限した場合の行列も扱う。ℤ上ではランクが2[k-2]-d[k]であってもF₂上ではより大きくなる場合があり、ℤとF₂では関係式の間の従属関係(つまりℤ上における単因子標準形)が異なることがわかる。ja
dc.language.isojpn-
dc.publisher京都大学数理解析研究所ja
dc.publisher.alternativeResearch Institute for Mathematical Sciences, Kyoto Universityen
dc.subject.ndc410-
dc.titleダブルシャッフル関係式から導かれるバイナリ行列 (多重ゼータ値の諸相)ja
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.ncidAN00061013-
dc.identifier.jtitle数理解析研究所講究録ja
dc.identifier.volume2238-
dc.identifier.spage47-
dc.identifier.epage57-
dc.textversionpublisher-
dc.sortkey06-
dc.address国立情報学研究所ja
dc.address.alternativeNational Institute of Informaticsen
dcterms.accessRightsopen access-
datacite.awardNumber20K03727-
datacite.awardNumber.urihttps://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K03727/-
dc.identifier.pissn1880-2818-
dc.identifier.jtitle-alternativeRIMS Kokyurokuen
jpcoar.funderName日本学術振興会ja
jpcoar.awardTitleBoolean多項式の連立方程式の公式による多重ゼータ値と計算機技術の融合研究ja
出現コレクション:2238 多重ゼータ値の諸相

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