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タイトル: 情報基礎演習 2023
その他のタイトル: The Practice of Basic Informatics 2023
著者: 喜多, 一  KAKEN_name
北村, 由美  KAKEN_name
日置, 尋久  KAKEN_name
酒井, 博之  KAKEN_name
著者名の別形: Kita, Hajime
Kitamura, Yumi
Hioki, Hirohisa
Sakai, Hiroyuki
発行日: 20-Mar-2023
出版者: 京都大学
開始ページ: 1
終了ページ: 287
抄録: 京都大学では全学共通科目として情報基礎演習が実施されています。この科目で扱う内容は学部,学科ごとに専門での必要性に応じて異なりますが,この教科書は2023年度の情報基礎演習(全学向)での利用を想定して編集されています。本書は1章でも述べているように,大学での学習に情報通信技術(ICT)を利用するためのスキル,すなわちアカデミックな活動のためのICTスキルの獲得を主な目的としています。授業では紹介しないものも自学自習に役立てて頂くために含めています。演習も多く示していますが,実際の授業では取捨選択して取り組みます。 授業は京都大学の情報環境機構が提供する教育用コンピュータシステムの端末を用いて行うため,パーソナルコンピュータ環境はオペレーティングティングシステムとして Windows 11 を,またオフィスソフトとして Microsoft Office 365を想定しています。16章ではプログラミングを取り上げていますが,プログラミング言語としては初学者にも学びやすく,学術的に高度な利用も進んでいる Python を取り上げました。また,学生の皆さんの学習成果の確認のための科目内容の達成水準を示した評価基準(ルーブリック)を付録としてつけています。 現在,私たちが使っている情報通信技術は数多くの人々の努力により構築されているものです。このようにして技術が構築されてきたことを知ってもらい,先人の努力に感謝する意味で,コラムとして「Great Idea」を設けて紹介しています。 執筆は5・6章を北村が,16章を日置が,他の章は喜多が担当し,2017年以降の改訂にあたって酒井が参加しています。本書が皆さんのICTスキル向上に役立てば幸いです。 なお取り上げた内容は国際高等教育院に設けられた情報科目設計ワーキングチームでまとめられた演習系科目の構成に準じて選定しています。2, 3章の執筆にあたっては企画・情報部,情報基盤課,ネットワーク管理掛の皆様に,さらに3章については,NTT コミュニケーションズ株式会社,鈴木聡介氏に,また5章の執筆にあたっては京都大学附属図書館利用支援課,原竹留美氏,櫻井待子氏,坂本拓氏に 2018年度版の改訂にあたっては高等教育研究開発推進センターの岡本雅子特定助教にご協力いただきました。また2022年度版での第3章の改訂に際して京都大学情報環境機構の中村素典教授にご協力頂きました。ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
目次: 0. まえがき [2]
1. この授業の目的, 評価基準, 進め方 [10]
2. コンピュータの基礎 [15]
3. ネットワークの基礎 [54]
4. 知的生産について [91]
5. 学術情報の探索 [97]
6. 文献管理ツールを活用しよう [112]
7. 著作物の利用 [123]
8. 表計算ソフトによるデータ処理(1) [134]
9. 表計算ソフトによるデータ処理(2) [153]
10. 表計算ソフトによるデータ処理(3) [161]
11. 表計算ソフトによるデータ処理(4) [173]
12. 構造化された文書の作成 [182]
13. 文章への図表の挿入 [200]
14. 文書での数式の扱い [208]
15. プレゼンテーションについて考えよう [215]
16. プログラミングの基礎 [228]
17. あとがき [256]
付録1 略語集 [257]
別表1 評価基準 [265]
別表2 図書館機構による学術情報リテラシー教育支援のためのルートマップ [267]
付録2 レポートの書き方−アカデミック・ライティングのポイント-- [268]
記述: Version 2023/03/20
京都大学では全学共通科目として情報基礎演習が実施されています。この科目で扱う内容は学部, 学科ごとに専門での必要性に応じて異なりますが, この教科書は2023年度の情報基礎演習(全学向)での利用を想定して編集されています。
2023年度版での2022年版からの主な変更点としては, 教育用コンピュータシステムの端末更新に伴い Excel, Word, PowerPoint についてOffice 365 での利用を考慮した記述に改めました。また, 5章では附属図書館での有料データベースへのアクセス方法の変更に対応しました。さらに, 8章, 10章では例題として用いるデータやグラフについて見直しています。
「レポートの書き方 --アカデミック・ライティングのポイント--」という大学でのレポートの作成に関する教材が国際高等教育院より京都大学学術リポジトリKURENAIを通じて公開されています。本授業にも役立つ内容となっていますので、付録として掲載しています。
著作権等: 本書はCC-BY-NC-ND ライセンスによって許諾されています。ライセンスの内容を知りたい方はhttps://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja でご確認ください。
URI: http://hdl.handle.net/2433/289715
関連リンク: http://hdl.handle.net/2433/250143
出現コレクション:情報基礎演習

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