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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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KUASSDR_03_075.pdf | 346.41 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <実践報告>他大学出身の大学院生を対象としたグループイベントの試み --各キャンパスでの実践を通じて-- |
著者: | 三杦, 奈穂 ![]() 江城, 望 ![]() 河本, 緑 ![]() 田原, 優佳 ![]() 神代, 末人 ![]() 高瀬, 典子 ![]() 藤居, 尚子 ![]() 和田, 竜太 ![]() 古川, 裕之 ![]() |
キーワード: | 学生相談 グループイベント 他大学出身の大学院生 |
発行日: | 20-Nov-2024 |
出版者: | 京都大学学生総合支援機構 |
誌名: | 京都大学学生総合支援機構紀要 |
巻: | 3 |
開始ページ: | 75 |
終了ページ: | 82 |
抄録: | 学校基本調査によれば,京都大学の大学院生において,他大学出身者の占める割合は約3 割である。彼らはサポート資源が不足しやすく,学部時代と異なる新たなコミュニティが機能不全に陥ると,適応困難に陥りやすいとの指摘がある (小田ら,2021)。予防的支援の観点から,当学生相談センターでは彼らを対象としたイベントを,2023年度から宇治,桂,吉田の各キャンパスにおいて,現在まで16回行ってきた。この1年半の試みを振り返ったところ,遠隔地の宇治・桂キャンパスにおいては理系研究室に所属する思いを共有する場となった一方で,参加者数の少なさが課題として挙げられた。本部である吉田キャンパスでは,文理入り交じった学生間で,多様な視点から積極的に話し合われる場となった。今後は,当学生相談センターとして,当事者同士が知り合い語り合う場の提供と共に,部局との更なる連携についても模索していきたい。そして,Diversity & Inclusion という観点に立てば,「他大学出身の大学院生」が持つそれぞれの多様性が重んじられることは,本学全体にとって新たな価値の創出につながりゆくと思われる。 |
DOI: | 10.14989/290854 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/290854 |
出現コレクション: | 第3号 |

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