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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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2272-01.pdf | 3.88 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | コロナ対策のゼロゼロ融資とストレス・モデル (ファイナンスの数理解析とその応用) |
著者: | 浦谷, 規 ![]() |
著者名の別形: | Uratani, Tadashi |
発行日: | Dec-2023 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2272 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 12 |
抄録: | 新型コロナの影響に対する中小企業融資いわゆる”ゼロゼロ融資”は、3年間実質無利子・無担保で総額43兆円を信用保証協会経由で地銀等から23兆円の融資が実行され、23年夏から返済が始まっている。この融資スキームで主に地方銀行を起源とするストレス分析に対してRama Cont &Schaaning 2017のモデルを簡素化し、そのリスク分析を行う。貸出金の焦付きが有価証券の売却(Delevereging)を引き起こし、その影響による証券の市場の価格下落、更なる有価証券の売却との連鎖が想定される。このストレス・モデルによって、2021年の地銀データを縮約した数値に対して単純なシミュレーションを行う。想定できるシナリオとそれから発生しうる事態に対するリスク管理対策を考察する。データは2023年第1四半期の資金循環(日本銀行)および各行別財務諸表 貸借対照表・損益計算書2021年度全国銀行協会を用いた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/291204 |
関連リンク: | https://mtsujimu.doshisha.ac.jp/fma/fma.php |
出現コレクション: | 2272 ファイナンスの数理解析とその応用 |

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