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KJ00000047109.pdf | 809.28 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 符号化された概念としての言葉 : 概念役割と情報伝達 |
著者: | 増田, 玲一郎 ![]() |
著者名の別形: | Masuda, Reiichiro |
発行日: | 1-Dec-1999 |
出版者: | 京都大学大学院文学研究科哲学研究室 |
誌名: | 京都大学文学部哲学研究室紀要 |
巻: | 2 |
開始ページ: | 12 |
終了ページ: | 26 |
抄録: | 概念役割意味論とは, 思考において言葉が果たす概念役割をその言葉の意味と見なす理論である。この理論は, 意味の微妙な違いを扱うことが出来る。しかし, 言語は公共的であり, 思考は私秘的である。送り手は思考を言葉に符号化して送り出し, 受け手は受け取った言葉を復号して思考を得る。両者の概念体系が相違していれば, その相違の分だけ, それぞれにとっての言葉の意味も異なり, 情報伝達も不完全になるであろう。言語活動は, この不完全さを前提として, 少なくとも不可欠な情報を, 出来ればより多くの情報を伝えようとする, そのような努力のはずである。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/50701 |
関連リンク: | http://www.philosophy.bun.kyoto-u.ac.jp/prospectus/ |
出現コレクション: | No.2 |
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