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KJ00000077564.pdf | 371.95 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | マウスにおける INH 早期治療の再感染防禦力に及ぼす影響 |
著者: | 小林, 裕 川田, 義男 寺村, 文男 |
著者名の別形: | Kobayashi, Hiroshi Kawata, Yoshio Teramura, Fumio |
発行日: | Mar-1961 |
出版者: | 京都大學結核研究所 |
誌名: | 京都大學結核研究所紀要 |
巻: | 9 |
号: | 2 |
開始ページ: | 148 |
終了ページ: | 153 |
抄録: | われわれはマウスを用い, 人型結核菌黒野株を尾静脈より接種し, その後再接種を実施し初回接種後のINH治療が再感染防禦力におよぼす影響について主に死亡率をめやすとして観察し以下の結果を得た。(1)初回接種菌量が大量(3.3×(10)^6生菌単位)であれば, INHを菌接種直後から8週間投与してもその後の再感染に対して強い防禦力を認めた。(2)初回接種菌量が少量(3.3×(10)^2生菌単位)であれば, INHを菌接種直後から8週間投与すると, ほとんど再感染に対する防禦力を認めることが出来なかつた。(3)初回接種菌量が少量であつても, INHを菌接種4週後から投与開始した場合には, 再感染防禦力は増大し, 初回少量菌接種INH非治療群の再感染防禦力に近い成績を得た。したがつて少量菌感染でも「ツ」反応陽転を確認した後INH投与を行えばその後の再感染防禦力にうれうべき影響はあたえないと推定される。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/51922 |
出現コレクション: | 9巻2号 |
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