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タイトル: 〔第 4 篇〕リンパ節内活性 INH 濃度に関する研究(小児の組織内活性 INH 濃度に関する研究)
その他のタイトル: Studies on the Biologically Active Isoniazid Concentration in Tissues of Children
著者: 寺村, 文男  KAKEN_name
著者名の別形: Teramura, H.
発行日: Jul-1959
出版者: 京都大學結核研究所
誌名: 京都大學結核研究所紀要
巻: 8
号: 2
開始ページ: 106
終了ページ: 111
抄録: 1) 成人肺結核12例(ただしうち1例は乳児)についてINH 3.3mg/kgを内服させ, 2∿4時間後に手術により摘出した肺門リンパ節をパパインで消化し, 生物学的活性INH濃度を測定した。リンパ節内濃度は一般に低濃度であり, 血清中濃度と比較し得た10例のうち, 1例の例外を除いて残りの9例は血清中濃度より低値であつた。2) モルモツトの実験的結核症において, SM 30mg/kg, PAS 300mg/kg, INH 10mg/kg, INH 30mg/kg 毎日皮下注射の各群の治療効果を主として感染局所所属リンパ節の組織学的所見を中心に検討を加え, INH 30mg群はINH 10mg群よりすぐれ, 次いでSM群であり, PAS群が最も悪く, 対照群と余り差がないことを認めた。3) これらのことからリンパ節結核症に対して積極的に治療を行うに際しては血清中濃度を指標として, 副作用に注意しつつ出来るだけ大量のINHを与えるべきであると考えられる。
記述: この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/51980
出現コレクション:8巻2号

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