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タイトル: 〔第 5 篇〕 INH 誘導体の静菌作用に就いて(培地置換培養法による諸種結核化学療法剤の静菌作用の検索)
その他のタイトル: Evaluations of the Bacteriostatic Activities of Antituberculous Agents by Siliconed Slide Culture Method Replacing the Liquid Media
著者: 神田, 瑞雄  KAKEN_name
著者名の別形: Kanda, M.
発行日: Mar-1959
出版者: 京都大學結核研究所
誌名: 京都大學結核研究所紀要
巻: 7
号: 3(増刊第I号)
開始ページ: 346
終了ページ: 350
抄録: 本編では, 今日細菌学的活性の点に就いて盛んに論議されているINH誘導体の結核菌に対する静菌作用を検索した。その結果, 普通培養法に比して培地置換培養法を行なうとIsonicotinyl hydrazide methanesulfonate (IHMS)の静菌力は強くあらわれ, INHと同様の傾向を示したが, Streptomycylidene isonicotinyl hydrazine (SH)の静菌力は変りなく, Sodium glucuronate isonicotinyl hydrazone (INHG-Na)及びIsonicotinyl hydrazinopyruvinate (IPN)の静菌力は却つて弱くあらわれる成績を得た。従つて, IHMS及びSHは誘導体そのままの形で, INHG-Na及びIPNは培養中にINHを遊離する事により, 強力な静菌作用を示すものと考えられる。以上の成績より, 本法は, 培養中に静菌力を減弱する薬剤のみでなく, 逆に分解によつて静菌力が増強する薬剤のより正確な静菌力を検索する有力な方法の一つであると思う。
記述: この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/52017
出現コレクション:7巻3号(増刊I号)

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