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タイトル: 〔第 1 編〕INH 及び INH 誘導体と Sulfa 剤との併用効果(INH, INH 誘導体及び之を中心とする併用療法に就てのマウスの治療実験)
その他のタイトル: The Effects of Isoniazid and Isoniazid-Derivatives Alone or in Combination with Other Drugs on Experimental Tuberculosis in Mice
著者: 辻野, 博之  KAKEN_name
著者名の別形: Tsujino, H.
発行日: Mar-1959
出版者: 京都大學結核研究所
誌名: 京都大學結核研究所紀要
巻: 7
号: 2(増刊号)
開始ページ: 341
終了ページ: 348
抄録: INH及びINH誘導体にSulfa剤を併用した際の併用効果の現われ方を実験的マウス結核症を対象として観察する方法によつて検討し, 次の結果を得た。1) INHの投与量を5γ/g, 1γ/g, 0.5γ/g, 0.25γ/gの4段階に変えて夫々10倍量のSulfisoxazole (SI)を併用した場合と50γ/gのSIを併用した場合とについて検討した結果は, INHの投与量が大き過ぎると生存日数による観察が困難であり, 臓器内結核菌による判定方法を行つたが, 併用効果を充分観察し得なかつた。INHの投与量が小さ過ぎる場合に於ても同様に効果は目立たなくなり, INH1γ/gにSI10γ/gを併用した場合に併用効果が最も著明に観察された。2) INH1γ/g及びIHMS3.3γ/gと夫々にSI10γ/g及びSulfisomidine (SIOM)10γ/gを併用した場合は, IHMS3.3γ/g投与はINH1γ/g投与にまさり, SIの方がSIOMよりも著明にINH及びIHMSの抗結核性を増強せしめる事を観察した。
記述: この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/52074
出現コレクション:7巻2号(増刊号)

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