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KJ00000077386.pdf | 507.43 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | いわゆる虚弱兒童の成因に関する一考察 |
その他のタイトル: | Some considerations on the so-called "delicate children" |
著者: | 江見, 勇 川田, 義男 張, 良治 木口, 尚好 寺村, 文男 |
著者名の別形: | Emi, I. Kawata, Y. Chang, Lian Chih Kiguchi, N. Teramura, F. |
発行日: | Jan-1959 |
出版者: | 京都大學結核研究所 |
誌名: | 京都大學結核研究所紀要 |
巻: | 7 |
号: | 2 |
開始ページ: | 23 |
終了ページ: | 30 |
抄録: | 京都市内の1小学校において虚弱児童について調査研究を行い, いわゆる虚弱児童の成因に関して次のように考察した。生下時体重の少い者, 離乳の失敗など諸種の原因により発育の遅延した者とか, 末子, 一人子というような特殊環境にある子供が祖父母, 両親などの神経質な, あるいは誤つた育児法によつて, 過度な庇護と干渉を受け, 子供らしくない乳幼児期を強制され, ここに内政的な, 神経質な性格を形成し, 偏食や食餌量の減少を来すようになり, 疲労し易く, 貧血や一般抵抗力の減弱を来し, しばしば細菌感染を繰り返し, ときにはアレルギー体質を獲得し, 父兄や教師よりいわゆる虚弱児童と見做されるにいたる者が多いのではなかろうか。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/52103 |
出現コレクション: | 7巻2号 |
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