ダウンロード数: 196

このアイテムのファイル:
ファイル 記述 サイズフォーマット 
a08abp53.pdf2.6 MBAdobe PDF見る/開く
タイトル: 台風20号にともなった暴風について
その他のタイトル: SURFACE WINDS OF TYPHOON WILDA (6420) OVER JAPAN
著者: 山元, 龍三郎  KAKEN_name
光田, 寧  KAKEN_name
宮田, 賢二  KAKEN_name
田平, 誠  KAKEN_name
著者名の別形: YAMAMOTO, Ryozaburo
MITSUTA, Yasushi
MIYATA, Kenji
TAHIRA, Makoto
発行日: 1-Mar-1965
出版者: 京都大学防災研究所
誌名: 京都大学防災研究所年報
巻: 8
開始ページ: 593
終了ページ: 604
抄録: 1964年9月24日から25日にかけて日本西部を通過した台風20号Wildaは上陸時の中心気圧約940mbで, 日本全体として見ても平均10年に一度ぐらいの割合でしか襲って来ないような比較的強いものであった。この台風の通過に伴って各地では強い風が吹いたが, 中でも四国の宇和島では最大瞬間風速72m/secという大きな値が記録された。一方このような台風の強さや大きな風速の割には被害が少なかった。これら2つの事柄はこの台風の特色として注目すべきことである。著者らは台風の通過後直ちにこの台風の調査に着手し, 代表的な例として台風の一般的性質を調べると同時に上に述べた特色について特に重点をおいて考察を進めた。この台風は九州から斜めに四国と中国を横断して行ったので, 陸上を通過した距離が比較的長く, 地上観測の結果に基づいて解析を行ない得る時間が長いこと, またこの台風が特に顕著な前線を伴わなかったことはともにこの台風を日本を襲う台風の代表的なものとして解析を行なうことの意味を認めさせる事柄であった。以下はその解析の結果である。
Wind storm caused by Typhoon Wilds (6420) which passed over Japan on 24 and 25 Sept.1964 is studied. The typhoon central pressure on the coast of Kyusbu was about 940 mb.The observed maximum wind speed distribution is analysed in comparison with the computedmaximum gradient wind speed distribution and with the distribution of wind disasters. Theexistence of a small disturbance in the typhoon is proposed as the explanation of the extraordin-ary large peak gust speed of 72 in/sec observed at Uwajima.
URI: http://hdl.handle.net/2433/69194
関連リンク: http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/nenpo/nenpo.html
出現コレクション:No.8

アイテムの詳細レコードを表示する

Export to RefWorks


出力フォーマット 


このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。