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タイトル: 新潟地震余震観測
その他のタイトル: AFTERSHOCKS OF THE NIIGATA EARTHQUAKE OF JUNE 16, 1964.
著者: 吉川, 宗治  KAKEN_name
古沢, 保  KAKEN_name
小野, 博尉  KAKEN_name
著者名の別形: YOSHIKAWA, Soji
FURUZAWA, Tamotsu
ONO, Hiroyasu
発行日: 1-Mar-1965
出版者: 京都大学防災研究所
誌名: 京都大学防災研究所年報
巻: 8
開始ページ: 27
終了ページ: 34
抄録: 1964年6月16口に新潟地方を襲った地震は各地に多くの被害をもたらしたが, 中でも新潟市内の被害が特に大きかった。これは震動そのものによる建物の倒壊よりも, 地震によって励起された軟弱地盤の惹き起した種々の現象(例えば不等沈下, 噴砂等)によるむしろ二次的ともいえる被害が大きかったためである。一方この地震は粟, 鴨に見られる土地の隆起, 海底の断層等の地殻変動や, 津波その他の諸現象を伴ない, 又非常に多くの余震が何日も続いたのである。京都大学防災研究所でも色々の角度からこれらの地震によってもたらされた現象を調査したのであるが, その一環として7月6日から7月13日までの約一週間, 新潟県北蒲原郡中条町で行なった余震観測の結果について報告する。観測にとりかかった時は本震発生後約20日間も経過していて, 余震観測としてはやや時期を逸した感があった。そのため余震を取り扱う際に一般に行なわれる震源分布による余震の活動域の決定や, 余震活動の時間的推移を統計的に求めたりするのは不可能であろうという予測のもとに, 余震及び観測地点の振動特性等を調べるという目的で観測を行なった。記録は全て3-ch, のデータ・レコーダーを通して磁気テープに録音し, A-D変換器を用いてdigitizeしたものを解析した。観測は一点で3成分地震計を用いる場合と, 水平動一成分を約200mほど移動させ, 水平成分(E-W成分)による二点観測との2つを行なった。これはことなった場所により振動の様式がどの程度変化するかを実験的に調べて見るためである。
The aftershocks of the Niigata earthquake of June 16, 1964, were observedon magnetic tape using 3-ch. Data recorder. The analog records were digitized with A-Dconverter and punched on the paper tape. From the digitized records Fourier spectra wereobtained, and the spectral structures of P-waves and main phases were examined to discussthe ground motions caused by the different earthquakes and th edifferences due to the groundcharacteristics.
URI: http://hdl.handle.net/2433/69242
関連リンク: http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/nenpo/nenpo.html
出現コレクション:No.8

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