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52_959.pdf | 2.34 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 前立腺に原発した尿路上皮癌の1例 |
その他のタイトル: | A case of primary urothelial carcinoma of the prostate |
著者: | 山内, 寛喜 塚, 晴俊 村中, 幸二 |
著者名の別形: | Yamauchi, Hiroki Tsuka, Harutoshi Muranaka, Kouji |
キーワード: | Prostate Urothelial carcinoma |
発行日: | Dec-2006 |
出版者: | 泌尿器科紀要刊行会 |
誌名: | 泌尿器科紀要 |
巻: | 52 |
号: | 12 |
開始ページ: | 959 |
終了ページ: | 960 |
抄録: | 42歳男。患者は肉眼的血尿、膀胱部痛を主訴とした。既往歴を含め、臨床的に尿管結石と診断し、外来で経過観察していたが、初診から約4ヵ月後に排尿困難と血精液を認めた。超音波では前立腺の著明な腫大が認められたが、腫瘍マーカーの上昇は認めなかった。一方、画像所見では腫大した前立腺の膀胱、直腸への直接浸潤を認めたが、転移性病変を疑わせる所見はなかった。以後、前立腺針生検、尿道膀胱鏡、ランダム生検を行なった結果、本症例は前立腺に原発した未分化な尿路上皮癌、膀胱直腸浸潤と診断された。治療として骨盤内臓全摘除術、尿管皮膚瘻、人工肛門造設術を施行したところ、病理組織学的所見では前立腺にほぼ置き換わるように非常に未分化なUrothelial carcinoma、G3が存在しており、膀胱直腸への直接浸潤を認めた。GEM、CBDCAの2剤併用化学療法を2コース施行し、現在、術後約5ヵ月で再発徴候は認められていない。 A 42-year-old male diagnosed with primary urothelial carcinoma of the prostate (T4NOM0) underwent pelvic exenteration, and lymph node dissection. Two courses of systemic chemotherapy (gemcitabine and carboplatin) were performed. This patient is alive without any evidence of tumor recurrence at 6 months after surgery. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/71290 |
PubMed ID: | 17252982 |
出現コレクション: | Vol.52 No.12 |
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