ダウンロード数: 307
このアイテムのファイル:
ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
---|---|---|---|---|
53_107.pdf | 5.7 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 腹腔鏡下副腎摘除術 : 初期50症例の経験 |
その他のタイトル: | Clinical evaluation of our first 50 laparoscopic adrenalectomies |
著者: | 亀井, 信吾 横井, 繁明 高橋, 義人 出口, 隆 竹内, 敏視 蟹本, 雄右 藤本, 佳則 |
著者名の別形: | Kamei, Shingo Yokoi, Shigeaki Takahashi, Yoshito Deguchi, Takashi Takeuchi, Toshimi Kanimoto, Yusuke Fujimoto, Yoshinori |
キーワード: | Laparoscopic adrenalectomy Learning curve |
発行日: | Feb-2007 |
出版者: | 泌尿器科紀要刊行会 |
誌名: | 泌尿器科紀要 |
巻: | 53 |
号: | 2 |
開始ページ: | 107 |
終了ページ: | 112 |
抄録: | 1998~2003年の腹腔鏡下副腎摘除術50例52副腎(男17例・女22例・中央値48.5歳)を報告した。開腹術に移行したのは2例で, それぞれ被膜動脈の損傷, 肝臓後面への鉗子食い込みによる出血であり, 本術式導入後2例目と6例目であった。術中・術後の合併症は, 副腎への切れ込みを毎年認めたが, 腫瘍そのものに対する損傷はなく, 臨床的に問題なかった。手術時間は1998年が平均263分, 2003年が173分と経験の蓄積に伴い短縮した。行程別にみると, 気腹から副腎遊離までの最重要過程は2000年以降135~140分と安定していた。手術時間と患者背景因子との関連では, BMI別では差がなく, 左右では左がやや短く, 腫瘍径2.6cm以上群は未満群よりも短かった。疾患別では原発性アルドステロン症が234.2分と最も長く, Cushing症候群との間に有意差を認めた。術後経過を2000年以前の開腹術24例と比較すると, 歩行開始や経口摂取開始などは有意に早く, 鎮痛剤使用回数は有意に少なかった。 We performed 50 laparoscopic adrenalectomies during the period from 1998 through 2003. We report our experience and the outcomes of this procedure, which has become a standard surgery for adrenal tumors. In most cases, the transperitoneal approach was used. In 48 cases, laparoscopic adrenalectomy was performed successfully. However, in two cases, the operation was converted to an open procedure because of bleeding. As our experience with laparoscopic adrenalectomy increased, operation time decreased. Laparoscopic adrenalectomy should be used more widely in the future. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/71350 |
PubMed ID: | 17352160 |
出現コレクション: | Vol.53 No.2 |
このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。