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54_143.pdf | 2.72 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 前立腺部尿道に発生した内反性乳頭腫の2例 |
その他のタイトル: | Inverted papilloma of the prostatic urethra: a report of two cases |
著者: | 石崎, 文雄 羽入, 修吾 |
著者名の別形: | Ishizaki, Fumio Hanyu, Syugo |
キーワード: | Inverted papilloma Prostatic urethra |
発行日: | Feb-2008 |
出版者: | 泌尿器科紀要刊行会 |
誌名: | 泌尿器科紀要 |
巻: | 54 |
号: | 2 |
開始ページ: | 143 |
終了ページ: | 145 |
抄録: | 症例1(67歳男性)。肉眼的血尿を主訴とした。1999年から尿閉で救急外来を3回受診した。症例2(75歳男性)。肉眼的血尿, 尿閉を主訴とした。いずれも血液検査, 生化学検査に異常はなく, PSA は前者が1.6ng/ml, 後者が3.0ng/mlであった。症例1は, 尿道鏡で前立腺部尿道に約1.5cmの有茎性で表面平滑な腫瘍が認められ, 症例2は術中に前立腺部尿道に有茎性乳頭状腫瘍を認めた。両症例とも尿道腫瘍切除, TURPが施行され, 病理組織学的に上皮の逆転構成, 正常な移行上皮による被覆, 上皮に異型性を認めないこと, 核分裂がほとんど認めないこと, 微小嚢胞の形成を認めたことから, 前立腺尿道部に発生した内反性乳頭腫(IP)と診断された。尚, 検索した限り, 我が国の前立腺部尿道発生のIP例は本症例を含め34例の報告があるにすぎなかった。 Two men with inverted papilloma of the prostatic urethra are reported. Case 1 was a 67-year-old man with complaints of gross hematuria and urinary retention. Urethroscopy revealed a smooth-surface tumor with a stalk at the prostatic urethra. Case 2 was a 76-year-old man with complaints of gross hematuria and urinary retention. In these cases, the tumors were resected transurethrally and were consistent with inverted papilloma histopathologically. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/71584 |
PubMed ID: | 18323176 |
出現コレクション: | Vol.54 No.2 |
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