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タイトル: 山地森林流域での全窒素流出過程に及ぼす植生分布特性の影響評価
その他のタイトル: Influence of the Vegetation Distribution on the Runoff Process of Total Nitrogen in a Forested Mountain Watershed
著者: 篠田, 成郎  KAKEN_name
衣目, 純  KAKEN_name
福本, 圭子  KAKEN_name
日置, 琢三  KAKEN_name
野田, 幸嗣  KAKEN_name
都築, 克紀  KAKEN_name
間野, 耕司  KAKEN_name
山下, 幸伸  KAKEN_name
著者名の別形: SHINODA, Seiro
KOROME, Jun
FUKUMOTO, Keiko
HIOKI, Takuzo
NODA, Koji
TSUDUKI, Katsunori
MANO, Koji
YAMASHITA, Yukinobu
キーワード: 窒素収支
GIS
森林植生
植生バイオマス
植生活性度
森林管理
mass balance of total nitrogen
GIS
vegetation distribution
biomass
vegetation activity;forestry management
発行日: 1-Apr-2001
出版者: 京都大学防災研究所
誌名: 京都大学防災研究所年報. B
巻: 44
号: B-2
開始ページ: 229
終了ページ: 245
抄録: 木曽川水系飛騨川最上流青屋川流域(45.6km2)を対象として, 広い森林域での植生特性と窒素収支との関係が, 5ヶ年間に及ぶ現地観測と植生分布を基本としたGIS解析から検討されている。その結果, 森林内での窒素貯留能力は植生のバイオマス(樹木の材積)と活性度(樹木の成長率)の2つに規定されることが明らかにされた。また, 樹種による違いは開葉・展葉・落葉などの生育サイクルを特徴づける季節変化として表れるが, 森林内での窒素流出速度が極めて遅いことから, 年間を通した顕著な相違としては現出してこないことも示唆された。こうした観測および解析結果から, 森林での窒素貯留に限定すれば, 伐採と植樹が繰り返されるような, 人間の手による積極的な森林管理が行われている森林であるほど, 窒素貯留には有効となることが主張されている。
The relationship between the total nitrogen (TN) balance and the vegetation characteristics in a forested mountain area (Aoya River Basin; 4, 560 ha) located in the central part of Japan was investigated by field observation for five years and GIS analysis. TN loading in the stream water was generally small and the assimilation of nitrogen in trees became active in the forest watershed in which the growth rate corresponding to the vegetation activity and the stem volume of tree corresponding to the biomass were large. Seasonal variations of TN in the stream water were not large because the runoff process of TN was very slow.
URI: http://hdl.handle.net/2433/80564
関連リンク: http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/nenpo/nenpo.html
出現コレクション:No.44 B-2

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