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KJ00004747659.pdf | 361.55 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 液体ヘリウムの構造因子と集団運動 |
著者: | 西山, 敏之 |
著者名の別形: | Nishiyama, Toshiyuki |
発行日: | 20-Apr-1967 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 8 |
号: | 1 |
開始ページ: | 8 |
終了ページ: | 14 |
抄録: | 液体ヘリウムIIによる中性子散乱の微分断面積から求められるdynamical form factor S (k,ω)が、励起準位の決定に役立つことはよく知られているところであるが、最近Puffは直接S (k,ω)から励起振動数の平方を求める方法を提案している。この結果は集団記述法で得られだ振動数の式と全く一致していることがわかる。しかしこれらの方法の適用範囲は長波長の領域に限られ、短波長の領域にそのまま拡張することはできない。その理由は集団記述の立場では、原子密度のフーリエ係数が、長波長側ではよい近似で正しい励起準位を与えるけれども、短波長側ではいわゆる無秩序近似(RPA)の適用が許されず、もはやよい集団座標とは認められない事情によるものである。§1ではPuffの結果と集団記述法の関係を明らかにしておく。§2ではRPAで無視された項を前論文の方法に従つて取扱い、より正確な集団座標の形をしらべる。§3ではS (k,ω)の総和則に関係して、かなり大きい運動量の領域について議論する。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/86023 |
出現コレクション: | Vol.8 No.1 |
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