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タイトル: チャック語の資料と文法解釈 : 「虎の夢」
その他のタイトル: Text and Grammatical Analysis of Cak : "A Tiger's Dream"
著者: 藤原, 敬介  KAKEN_id  orcid https://orcid.org/0000-0003-1571-4914 (unconfirmed)
著者名の別形: Huziwara, Keisuke
発行日: 24-Dec-2005
出版者: 京都大学大学院文学研究科言語学研究室
誌名: 京都大学言語学研究
巻: 24
開始ページ: 131
終了ページ: 152
抄録: チャック語はバングラデシュ人民共和国・チッタゴン丘陵でチャック人によってはなされている言語である。チャック語は系統的にはチベット・ビルマ語派のうちルイ語群に分類される。1991年の統計によると話者数は2000人ほどである。本稿では筆者が収集したチャック語資料のうち「虎の夢」と題する民話について、本文と文法解釈を提示した。附録としてチャック語の連声規則を記述した。46文のみじかい資料のなかにも、チャック語を記述するうえで必要となる、以下のような情報がふくまれている。● 日本語の「のだ」形に類似した「GA-HE」形(#6、#8、#9、#12、#15、#16、#17、#19, #22, #24, #26, #27, #31, #34, #36, #37, #40, #42, #45)。 ● 場所格および目的格後置詞と形態をおなじくする、動作の方向性をあらわす助動詞(#10、#14、#15、#22、#30、#38)。 ● 動作の完了性と動作の方向性にかかわる助動詞(#8、#21、#36、#45、#46)。 ● 感情をあらわす述部の特殊な形式(#23)。 ● 類別詞の語順と、特に「一」がっく場合の形態音韻論的交替形(#1、#2、#3、#4, #5, #8, #13, #32)。 ● 子音連続 Cv- の解釈にかかわる語頭音重複形(#33)。
DOI: 10.14989/87853
URI: http://hdl.handle.net/2433/87853
出現コレクション:第24号

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