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タイトル: 量子系のMonte Carlo法の研究
著者: 鈴木, 増雄  KAKEN_name
黒田, 昭  KAKEN_name
宮下, 精二  KAKEN_name
著者名の別形: Suzuki, Masuo
Kuroda, Akira
Miyashita, Seiji
発行日: 20-Feb-1977
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 27
号: 5
開始ページ: 195
終了ページ: 205
抄録: Monte Carlo法,特に平衡状態のMonte Carlo法は諸量Xのensemble average,<X>=(<Σ>___<<α|><α|Xe^<-βH>|α>)/(<Σ>___<<α|><α|e^<-βH|α>)(ここでHは系のノヽミルトニアン,|α>は系の1状態,β=1/kT),の|α>についての和が実行困難の時,状態|α>を<α|exp(=βH)|α>に比例する確率でとりだし,それによって,<X>_<M.C.>=<Σ>___<<α|>_<M.C.><α'|X|α'>/<Monte Carlo steps)(ここで< >_<MC>はMonte Carlo法によるensemble average,|α>_<M.C.>はMonte Calroの1 configuration)として求めるものである。状態|α>を<α|exp(-βH)α>に比例する確率でとり出す方法として,kinetic modelのように状態を<αlexp(-βH)|α>に従ってstepさせ,|α>が<αlexp(-βH)α>に従って分布しているようなensemble,つまり平衡状態を作りだし,そこでの平均をとる方法が普通行なわれている。しかし,すべが対角化されている古典系では,<αlHlα>=E_α,<αlexp(-βH)lα>=e^<-βE_α>であるのに対し、量子系では,Hの固有状態でない|α>について<αlexp(-βH)α>が一般には計算不可能なためMonte Carlo法は困難であると考えられ、現在まで実行されていない。そこで量子系でのMonte Carlo法について一つの方法を提案する.
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/89296
出現コレクション:Vol.27 No.5

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