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タイトル: Si, Geの融点への圧力効果 : II. 平均二乗変位の体積依存性
著者: 加賀屋, 弘子  KAKEN_name
相馬, 俊信  KAKEN_name
著者名の別形: KAGAYA, Hiroko
SOMA, Toshinobu
発行日: 20-May-1982
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 38
号: 2
開始ページ: 33
終了ページ: 40
抄録: SiとGeの平均二乗変位への圧縮効果が,高次摂動諭と局所的Heine-Abarenkovモデル擬ポテンシャルを使って理論的に研究される。結晶体積一定の下での平均二乗変位に対するA(音響)モードの寄与は,低温部を除いて,特に高温部では支配的である。結晶の体積が圧縮されるにつれて,Aモードの寄与の増加のために,全平均二乗変位の増加がもたらされる。他方,O(光学)モードの寄与は圧縮下では減少する。リンデマンによる融解への臨界値一定の下で,フォノン振動数と最近接原子間距離の体積依存性を考慮して,SiとGeの融点への体積効果が電子諭的に研究される。得られた融解曲線は,圧縮体積の関数として減少し,観測された傾向と定性的に一致する。得られた融点の圧力微係数の値は,SiとGeに対して,各々-3.3±0.1,及び-2.5±0.1°K/kbarである。
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/90655
出現コレクション:Vol.38 No.2

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