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KJ00004812225.pdf | 1.51 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | グラファイト磁性層間化合物C_6Euの磁気的性質の理論(修士論文(1982年度)) |
著者: | 明楽, 浩史 |
著者名の別形: | Akera, Hiroshi |
発行日: | 20-Aug-1983 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 40 |
号: | 5 |
開始ページ: | 474 |
終了ページ: | 513 |
抄録: | 反強磁性体C_6Euについて,次の2つの特徴が実験で見い出されている。(1)グラファイト層にはさまれたEu^<2+>イオン(^8S(4f)^7)のスピンがXY磁気異方性をもつ。(2)磁化曲線(磁場はc面内)に1/3plateauが現われる。磁気異方性の起源として,従来,結晶揚が考えられてきた。しかし,C_6Euでは,結晶場の効果はIsing異方性を与え,実験に現われたXY異方性は,-層状物質に特有な,新しいメカニズムとして-π-f交換相互作用から生じることを示した。また,π-f交換相互作用から出発して,Euスピンの配列(零磁場)が3--sublatticeのHelical構造であることを導出した。さらに,このHelical構造と磁化との相互作用が磁化曲線の1/3plateauをもたらす4スピン相互作用であることを示した。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/91122 |
出現コレクション: | Vol.40 No.5 |
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