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KJ00004773698.pdf | 410.74 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | カオスダイナミクスがもたらすマクロな不確定性と量子論理 |
著者: | 大井, 澈 |
著者名の別形: | Oi, Tetsu |
発行日: | 20-May-1986 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 46 |
号: | 2 |
開始ページ: | 147 |
終了ページ: | 154 |
抄録: | カオス力学系は,系の時間的発展とともに情報を生成する。このような系においては,観測時間Δtと,観測によって確定できる状態空間の体積の大きさΔΩとの間に,これら両者を同時に小さくはできない,という意味の,マクロな不確定性原理が成り立つ。この原理は,量子力学におけるミクロな不確定性原理に対応する。この対応関係からの類推により,カオス力学が支配する現象において量子論理が支配している可能性を示した。この知見は,カオスダイナミクスが支配する脳の情報処理において,通常のブール論理が成り立たず,確率法則が支配する非古典論理が成り立つであろう,という予想を支持する。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/92031 |
出現コレクション: | Vol.46 No.2 |
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