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タイトル: 1.広角および小角X線回折による溶液構造とゆらぎの研究"tert-Butyl Alcohol-Water Mixtures"(学習院大学大学院自然科学研究科,修士論文題目・アブストラクト(1985年度)その1)
著者: 小寺, 泰人  KAKEN_name
著者名の別形: Kodera, Yasuto
発行日: 20-Jul-1986
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 46
号: 4
開始ページ: 605
終了ページ: 605
抄録: t-ブチルアルコール(TBA)は,どの様な割合でも水と混合するアルコールの中で,疎水基(-CH_3)を一番多く持つアルコールである。それゆえTBA水溶液は以前より熱力学的にも構造化学的にも興味の持たれていた系である。水溶液の構造は,ある濃度域でTBA分子とH_2O分子によりClathrate Hydrateを形成するという報告がある。そこで溶液構造に関し直接的な手段である広角X線回折実験をエネルギー分散法を用いて行ない,さまざまな濃度での動径分布関数を得た。その動径分布関数からTBA17mol%水溶液においてClathrate Hydrateが形成しrigidな長距離における溶液構造ができているという結果を得た。また溶液構造と密接な関係にあると思われる濃度ゆらぎから溶液構造を考えるため,小角X線散乱実験装置を製作しTBA水溶液について実験を行なった。小角X線散乱装置には,全反射を利用したわん曲X線鏡を用いてX線を集光し,また検出器に一次元位置敏感X線検出器(PSPC)を用いて測定時間を短縮することができた。
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/92130
出現コレクション:Vol.46 No.4

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