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KJ00004736491.pdf | 1.46 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | kagome格子上の反強磁性ハイゼンベルグモデルの研究(修士論文(1993年度)) |
著者: | 浅川, 仁 |
著者名の別形: | Asakawa, Hitoshi |
発行日: | 20-Oct-1994 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 63 |
号: | 1 |
開始ページ: | 50 |
終了ページ: | 81 |
抄録: | この論文は,私の修士論文"Hitoshi Asakawa : Study of the antiferromagnetic Heisenberg model on the kagome lattice, Master Thesis,Univ. of Tokyo(1994)"の内容を中心に,物性研究に掲載する原稿として,邦文に書き下ろしたものである。修士論文の一部分は,他の雑誌に掲載済み[1,2](Physica A 198(1993)210, Physica A 687(1994)687)である。そこで,雑誌にはまだ未発表の部分と,それに関連する修士論文提出後(1994年2月-3月)の研究成果とをここにまとめることにした。なお,修士論文の概要は,ここには掲載しない部分も含めて本稿の1.3節に示す。ここで,この論文の構成を述べておく。第1節はintroductionとして,まず篭目格子上の反強磁性ハイゼンベルグモデルの特徴とその問題点を説明する(1.1節)。つぎに,このモデルをめぐる過去の研究を概観する(1.2節)。そのあと,私自身のこのモデルに関する研究の経緯を述べる(1.3節)。その内容は,修士論文の概要でもある。第2,3,4節が本稿の中心であり,私自身の研究結果である。篭目格子上の反強磁性ハイゼンベルグモデルの性質を,スピン波理論を用いて考察した結果を中心に説明する。ここで議論する方法は,この系と同様な性質をもつ,他の反強磁牲ハイゼンベルグモデルやハバードモデルの性質を考察する上でも,有用であると考えている。第5節では,第2,3,4節の結果の考察をしてまとめとする。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/95382 |
出現コレクション: | Vol.63 No.1 |
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