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タイトル: BZ反応系における加速する伝搬波とその解析(ポスターセッション,基研短期研究会「複合系における動力学の新展開」,研究会報告)
その他のタイトル: Numerical Study on a Big wave in the Belousov-Zhabotinsky Reaction
著者: 櫻井, 建成  KAKEN_name
三池, 秀敏  KAKEN_name
横山, 悦郎  KAKEN_name
著者名の別形: Sakurai, Tatsunari
Miike, Hidetoshi
Yokoyama, Etsuro
発行日: 20-Feb-1995
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 63
号: 5
開始ページ: 569
終了ページ: 572
抄録: Belousov-Zhabotinsky(BZ)反応は、酸化と還元を繰り返す化学反応系として知られている.最近、流体現象を伴い加速しながら伝搬する"Big Wave"が観測された[1]. Big Waveの発生メカニズムを明らかにするために、我々は、Oregonatorモデル[2][3]を基にした3変数反応拡散モデルを用いて数値解析を行ってきた.しかし、従来のモデルでは、加速しながら伝搬するというBig Waveの特徴を説明できなかった[4].そこで、Big Waveによって生じる大きな流体現象が、等価的に見かけ上の拡散係数を時間と共に増加させると仮定した.その結果、加速しながら伝搬するというBig Waveの特徴の一つを再現出来た.更に、実際に伝搬波によって生じる流れの測定を行い、Big Waveの発生メカニズムを議論する.
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/95473
出現コレクション:Vol.63 No.5

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